2025年1月分の工作機械受注額速報
- Frontier Valuation
- 2月12日
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更新日:3月11日
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一般社団法人日本工作機械工業会が、2025年2月12日に、2025年1月分の工作機械受注額速報を発表した。

2025年1月の受注速報によると、受注総額は116,146百万円で、前月比81.2%、対前年同月比では104.7%となり、前年同月比を上回った。
地域別では、内需は31,995百万円(前月比80.1%)で、外需は84,151百万円(前月比81.6%)となった。対前年同月比では、内需が104.5%、外需が104.7%となっている。
2024年12月分の受注確報は2月4日に公表されている。 12月は航空機向けが好調だった。一方で金型は前年比40%、建設機械向けは同41.6%と大きく落ち込んでいる。地域別ではアジア向けが堅調で。北米がやや持ち直し、引き続き欧州は厳しい状況が続いている。中国向けは前年比150%だった。 トランプ新政権が発足して関税の引き上げが焦点になっている。今のところ鉄鋼、アルミニウムが対象となっているが、自動車も関税引き上げが噂されている。工作機械への影響はほどんど話題に上らないが、包括的に関税引き上げが行われれば影響はありうるだろう。 昨年12月の確報値ではアメリカ向けは、中国向けの36,252百万円に続いて28,936百万円と第2位の輸出先になっている。 工作機械だけでなく、世界経済全体にとって政治が不安定要素となっている。
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