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【工作機械受注速報に関する記事】
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受注総額は144,594百万円で前月比114.8%、対前年比では171.9%で前月、引き続き対前年比は大幅に増加し、11カ月連続で前年同月比の実績を上回った。また、好不況の判断の目安とされる月間受注額1,000億円も8ヶ月連続で上回った。
内需は57,560百万円(前月比129.1%)で、外需は87,034万円(前月比107.0%)であった。前年同月比では内需が190.2%、外需が161.7%だった。
今月も引き続きCOVID-19の影響が無かった一昨年の実績との比較を行った。外需、内需合わせた総額ベースでは対前々年比146.1%となっている。対前々年比が100%を上回るのは6ヶ月連続で、COVID-19による不況からは脱しているとみて良いだろう。
一方、内需については対前々年比で9月は125.0%となった。ここ数ヶ月は内需の回復もしっかりしてきており、受注額のうち内需のシェアは39.8%で、最低だった今年5月より13%上昇している。一方、9月末の緊急事態宣言の解除の効果が今後どう出るかが焦点になると思われるが、緊急事態宣言の抑制効果が2020年に比べて小さいこともあり、影響は限定的になる可能性もある。
これに先立ち、9月28日には8月分の受注確報(確定値)が発表されている。 国内向けでは前月に引き続き全分野で対前年比200%弱と大幅に改善している。海外向けも全般的には好調であるが、前月に引き続き中国向けの勢いが弱まっていることや、東南アジアでCOVID-19の感染が高水準だったこともあってか、やや軟調なのが気がかりである。 国内ではCOVID-19の新規感染者が急減しており、新たな変異種の出現を警戒しつつも、経済活動を本格化していく動きに入ってきた。一方で、いち早く回復傾向を示したきた国や地域では需要が一巡し、頭打ちあるいは下降局面に入る懸念もあるほか、半導体不足などマテリアルの供給も滞っており、今後の状況は予断を許さない。
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