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ワクチンはどこだ?

Hideyasu Matsuura

更新日:2021年8月25日

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)はデルタ株の出現で感染が急拡大し、緊急事態宣言が13都府県、まん延防止等重点措置が16道県に発出される事態になっています。


現状で最も有効な対策の一つがワクチン接種とされています。

しかし、そのワクチン接種も65歳以上の高齢者には比較的行き渡ってはいるものの、65歳未満への接種はなかなか進んでいないようです。

世界的に見ても日本は速いペースで接種が進んでいますが、未だに接種が何時になるのか見通しが立たないという人も多いのが現状です。

もっとも、今すぐ1回目が接種できたとしても、ワクチンの十分な効果が期待できるのは2回目の接種を受けて2週間後、10月の初め頃ですから、予防を徹底するしか手段はないというのが現実です。

数字を集めてみる

最近は行政を初め大臣や地方の首長でも情報の公開、見える化を重視する傾向が強まっています。

ワクチンに関しては接種を担当する河野太郎行政改革大臣が8月初めに、10月までに希望者に2回接種ができる量を供給するとして各都道府県への配分量を自身のブログで公開しています。

これを受けてか、市町村への配分量を明らかにする都道府県もある。また、ワクチンの配分量の見通しを示して接種計画の概要を発表している市町村もあります。 地元静岡市の接種計画の数字も集めてみたのであるが、河野大臣の示した配分量から人口比で按分した配分量と静岡市の示した接種計画の整合性がまったく分からないつまり、出荷した量と自治体が受け取っている量の相関関係が分かりにくいのです。


全体の数字が分かるけれど、どこにあるかが分からない

評価の仕事で、数字の前提が違うということはあるのですが、そういう場合はヒアリングをしたりいろいろな資料を集めつつ、ウラ取りをして数字を確かなものにしていきます。

今回はワクチンの話で、要は打てるか打てないのか、打てるとしたら何時になるのか、打てるとしたらどこで打てるのかが問題で、数字の裏取りをする意味はそれほど重要ではありません。強いて言えば、自治体の接種でいつ頃打てるかを予測するための計算ができるくらいということになりそうです。 しかも、ワクチンの場合は自治体の接種もありますが、職域接種などもあり、聞く話によれば足りないところもあれば、持て余し気味で打てる人を探すのに躍起というところもあると言う話も聞いており、こまめに情報を集めるしかないようです。 確かに、数量的な見える化はできているのですが、自分が打てるワクチンがあるかどうかの見える化がなかなか進んでいないのが現状です。


どこかでダブつく時が来る?

これだけワクチンの流れが分からない状態ですと足りないところとだぶつくところが出てくる状況になりますが、過去のいろいろなものの需給逼迫の場面を見ると、ある時を境に一気に超過需要がなくなり余剰感が出てくる瞬間がくることが多いです。ワクチンも供給が無限に増やせるものではないので投げ売りの状態になることはないとは思いますが、比較的打ちやすくなる時期が行くかは来るはずです。 しかし、そこまで感染しないで逃げ切ることができるか、非常に不安になるとは思います。

意外にSNSなどで草の根の情報を集めると、良い情報をもらえることがあるようです。 厚生労働省のワクチンナビで探したと仰る方もあります。ワクチンがまだでお探しの方はいろいろなところから情報を集められるといいと思います。


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