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4月9日に日本工作機械工業会が2020年3月分の工作機械受注速報を発表した。
受注総額は77,355百万円で前月比100.2%の水準。但し対前年比では59.2%で引続き大幅な悪化になった。前年3月が比較的堅調であったことも影響していると思われるが、前年比で40%を超える減少となった。
内外需別では内需が34,235百万円(前月比107.0%)で、外需は43,120百万円(前月比95.3%)であった。
18カ月連続で前年実績を下回っており、底入れが見えない状況が続いている。 内需は前月比107%であったが、2019年3月は前月比で129.4%だった。年度末は受注額が増える傾向にあり、今年も期末で増加したものの、増加幅は小さくなっている。外需は減少傾向から脱出できていない。 COVID-19世界的な景気回復を遅らせる要因になることは間違いなく、当面は1,000億円のラインを大きく下回る厳しい状況が続きそうだ。
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