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3月10日に日本工作機械工業会が2020年2月分の工作機械受注速報を発表した。
受注総額は76,714百万円で前月比95.0%の水準。但し対前年比では69.9%で大幅な悪化になった。
内外需別では内需が31.949百万円(前月比108.0%)で、外需は44,765百万円(前月比87.4%)であった。
17カ月連続で前年実績を下回った。外需が弱いのは中国で新型コロナウイルス2019N-covが流行したためではないかとみられているが、昨日JR東海が発表した3月1日~9日までの東海道新幹線利用者数が前年比マイナス56%になっているなど、日本国内でも人の流れが急激に止まっており、3月は内需でも一時的に厳しい数字が出る可能性は考えられる。 持ち直しに入るのはまだ先になると見られるが、この先も前年比大幅減の傾向がどこまで続くかがひとつのポイントになりそうだ。
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