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執筆者の写真Frontier Valuation

Airbus A220

ヨーロッパの大手航空機製造メーカーAirbusが突如新機種を発表した。


Powered by two @prattandwhitney PW1500G engines and combined with advanced aerodynamics, the #A220 delivers 20% lower fuel burn/seat vs. previous generation competitors aircraft pic.twitter.com/CpDfLzq50G — Airbus (@Airbus) 2018年7月10日

開発が難航しているMRJやボーイング787の例を見れば分かるように、 航空機の開発は長い時間を要するから通常は突如発表することなどあり得ない。

A220の正体はカナダ・ボンバルディア社の開発したCシリーズと呼ばれるジェット機である。

ボンバルディアは100席未満のリージョナルジェット機の分野でブラジルのエンブラエル社と並ぶ2強となっており、近年はこれより大きいクラスの100~150席クラスの旅客機の製造にも乗り出しており、Cシリーズと名付けられていた。

ボンバルディアはエアバスと提携関係を深めており、その成果のひとつがAirbus A220なのであろう。 一方、ライバルのエンブラエルもボーイングとの関係を深めていると伝えられている。 超大型機からリージョナル機まで、ボーイングとエアバスは豊富な品揃えとなっているが、 独自の道を行くMRJは果たしてどの程度市場に食い込めるか。 しばらくは我慢になりそうだ。

2018.7.11

 

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