世界最大の印刷・クロスメディアソリューション展「drupa(ドルッパ) 2016」が5月31日~6月10日、ドイツ・デュッセルドルフで開催されています。
昨年、東京で開催されたIGAS2015に足を運びましたが、drupaは印刷業界では世界最大の展示会ということもあり、日本国内の印刷機器メーカーの間でもdrupaの出展内容に関するリリースが相次いで発表されています。
ドイツは世界有数の印刷大国と言ってもよく、ハイデルベルグやマンローランドなど、日本でも馴染みの深い印刷機メーカーを擁します。
印刷関連はデジタル化、IT化の波を直接的に被っており、さらに市場の需要も大量印刷から多品種少量印刷に需要が変化しているようです。 印刷業界も技術革新の波は非常に早く、旧来のオフセット機に対し、小ロット多品種生産に強いデジタル印刷も台頭、また、家庭でもおなじみのインクジェット式の大型印刷機も徐々に版図を広げているようです。 drupa自体も、今まで4年周期で開催されていたものが、2016年以降は3年ごとに短縮されるそうです。
見本市や展示会に積極的に足を運ぶのも、評価人としてやらなければならないことですが、さすがにドイツまで行くのは容易ではありません。
印刷以外でも国内では多数の見本市が開催されますので、機会があれば足を運んでいきたいところです。
📷 Drupa2016(日本語) https://drupa.messe-dus.co.jp/home/
2016.5.31
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