減損損失の判定のための鑑定評価を受任することがあるが、評価を行う場合の「時価」とはそもそも何なのか。まとまった資料がなかなかなくて永年悩みの種であった。 近年新しい評価の定義が提供されてきているので、会計上の時価に関係する部分についてまとめた。

去年の終わりか今年の初め頃だったか、事業再生のセミナーに参加した時、「これからは機械設備の評価が必要になりますよ」と講師の先生から伺いました。 我々としては面目躍如となるいい機会です。

Liquidation Value in Place「破綻して操業停止した施設が、施設全体をそのまま売却されると仮定して、特定の日において、売却を強制された売り手が、適切に公示された取引で実現できるであろう、施設全体の金額で表示された総額についての意見。」